正月休みを活用して、自作PCの組み換えを行ないました。
今回買い替え(組み替え)ることにした経緯や購入したパーツはこちらを参照願います。 旧PCのパーツを一部流用することで合計13.5万円ほどでこの性能のPCを組み立てることができたので(自己)満足しています。
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近所の公園にて 年末なのに真っ赤でした |
できれば正月休みを利用して組み立てたいと考え、慌ててパーツを決めて購入(注文)したのが12/30夕方でしたが、1/1午前中には電源を除いて配達されました(元旦にもかかわらず配達ありがとうございました。。。)。
例年であれば元旦は早朝ランニング&初日の出観賞※の後、朝からおせち料理を肴にお酒を沢山飲み、軽い酩酊状態で1日を過ごすのですが、今年はPC組み上げ作業を元旦の午後から始めたかったので、珍しくお酒は控えめにしました。
※2023.11に膝の怪我をしてからはできなくなってしまいました
元旦の午後より作業開始。
今回PCケースやHDDは古いものを流用、電源は購入したものがまだ届かないので一時的に古いものを流用することから、電源以外のパーツをすべてばらしてケースから外しました。
かなり埃がたまっていたので、掃除しながらばらしたのですが、ケース底面の電源のファン部分の埃にはびっくりしました。
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PCケース底面電源ファン部分の埃 |
普段底面は見ないのでここまでになってしまったのだと思いますが、たまに掃除しないと危険と反省。
夕食前には一通り組みあがったので、夕食のビールも少し控えめにして夕食後よりセッティング開始。
一番共有しておきたい「Windows11ライセンス認証」について先に記載したいと思います。
結論からいうと、今回の組み換えで新たにWindowsを購入する必要はありませんでした(もちろん合法です)。
当初は、場合によっては新たにWindows11を購入(約1.5万円)する必要があるかもしれないと考えていましたが、旧PCのWindows(さかのぼると2010年に私にとって初めての自作PCを組み立てた際にWindows7として購入。以降約15年間ずっとバージョンアップしながら引き継いできました)を無事移行することができました。
私の場合は今回組みなおす前のPCのOSはWindows10(11へバージョンアップできないのが今回組みなおすこととした一つの理由)でした。Windowsライセンスを旧PCから新PCへ移行するためには、この組みなおす前のWindows10がMicrosoftアカウントに紐づいてデジタル認証されている必要があります(これについては調べると多くの記事が見つかります)。このデジタル認証されたプロダクトIDを予め調べておきます。
まずはデジタル認証されていることを確認します。
スタート→設定→更新とセキュリティ→ライセンス認証
とクリックします(Win10の場合)。
「WindowsはMicrosoftアカウントにリンクされたデジタルライセンスによってライセンス認証されています」と表示されていればOKです。
次にプロダクトIDを控えておきます。確認方法は
エクスプローラーで自分のPCを右クリックしてプロパティをクリック(だったと思います。。。)
すると次のような情報が出てきます。
購入したWindowsのバージョンによって桁数など違うのかもしれませんが、私の場合は5桁×4の20桁でした(これについては調べると25桁との記載や「プロダクトID」と「プロダクトキー」は別との記載など色々出てきます。どうやらプロダクトIDは20桁、プロダクトキーは25桁のようですが詳細はよく理解できていません)。
このあとは、Windows11をクリーンインストールします。
- 別のPCで予めWindows11のインストールメディア(USBメモリ8G以上必要)を作成
- BIOSでUSBメモリより起動するよう設定してUSBメモリより起動
- Windows11インストールのメニューが出てくるのでそれに従ってインストール
※ここでの注意点は、ライセンス認証で「プロダクトキーがありません」を選択すること。インストール後に認証を行ないます。ここでは5桁×5の25桁を求められます。
無事Windows11がインストール出来たら、Windowsのライセンス認証を行ないます。今まで利用していたWindowsが紐づいたMicrosoftアカウントでログインしておく必要があります。- スタート→設定→更新とセキュリティ→ライセンス認証
- 赤文字で「ライセンス認証できません」と表示されるので、その下部にある「トラブルシューティング」をクリック
- 「このデバイス上のハードウエアを最近変更しました」をクリック
- 「Windows を再度ライセンス認証する」とのウィンドウが開き、現在ログインしているMicrosoftアカウントに紐づけられたPCが出てきます。私の場合は組み替え前の自作PC以外にノートPCを1台持っているので、その2台が出てきました
- Windowsの入れ替え元となるPC(私の場合は組み替え前のPC)の「現在使用中のデバイスはこれです」にチェックを入れて「アクティブ化」をクリック
これで組み換え後のPCにインストールしたWindows11が私のMicrosoftアカウントに紐づけられて無事認証されました(当然ですが、これにより組み替え前のPCでのWindows利用はできなくなります)。
組み換え前はフローリングの床に設置していましたが、今後は(ささやかな)書斎に設置予定です。その部屋の床は絨毯であることから、底面の電源FANのことも考え、木片を挟んで2~3cm底上げすることにしました。
端材を切りペーパーで軽く仕上げただけですが、木材は一応バーズアイメープル(以前家具製作時に利用しました)で、つるつるになりました。完全に自己満足です。。。
こんな感じにPCの下に挟んで絨毯との間に隙間を確保しました(PCケース側面の蓋はまだ開けっ放しです)。
ここからは、自分の備忘の意味合いもあり、組み立てやセッティング時のメモを記しておきます。
↑ 約15年前に初めてPCを自作した際に購入したPCケースを今回も流用しました(前出のWindowsもこの時に購入しました)。歴代のPCは次の通り。 - 2010年 1台目 intel Core i7 920
- 2015年 2台目 intel Core i5 4460(2020にHDDをSSDへ換装)
- 2025年 3台目 AMD Ryzen7 9700X
ちなみに、PCを置いている机はDIYで25年ほど前に作成したものです。最初は引き出しをつけていませんでしたが、10年ほど前?に引き出しを追加でつけました。この引き出しの前板はバーズアイメープルを選び、とてもきれいに仕上げることができました。この端材を今回PCの足に利用しました。
ばらす前のPC。ここ4年ほどは別に安く購入したノートPCをメインで利用していたためあまり使っていませんでしたが、埃だらけでした。
CPUを乗せる前のCPUソケット。なんだか精密そうなのでCPUを取り付けるまでは少々緊張します。
ソケット上にCPUを乗せたところ。▲印を左上に合わせて載せます。これで一旦一安心。
レバーを操作して蓋を閉め、CPUクーラーの取り付け金具(両脇の黒いもの)をつけた後、グリスを塗ったところ。このあとグリスを伸ばしてCPUクーラーを取り付けます。
雑誌によるとこのCPUは空冷でも大丈夫そうだったので、価格.comの売れ筋ランキングでも上位に入っているこれを選びました。
マザーボードの説明書でアクセスが一番高速と書いてあったこの場所(CPU取り付け場所のすぐ下)にM2 SSDを取り付け、
マザーボード指定のスロットへメモリー二つを取り付けます。
↑
そして各パーツ取り付け済みのマザーボードをPCケースに取り付け、グラフィックボード取り付け(ないよりは良いだろうと10年前のものを一度取り付けましたが、ディスプレイのジャックと会わず、このあと取り外しました)、HDDなど各種ストレージの接続、電源と各パーツの接続を済ませて取りあえず完成です。
※電源はこの時点ではいったん古いものを組み付けていますが、この数日後に今回購入した電源が届いたので組み替えました。
その後ディスプレイやキーボード、マウスを準備してセッティング開始です。
最初に苦労したのはWindows11をクリーンインストールする際の対象ディスクの選択時にM2 SSDが選択肢として出てこなかったことです。
マザーボードの説明書を読んだり、Webで色々調べたり、他のSATA接続HDDをいったん取り外すなどいろいろやってみましたがよくわからず、、、、でしたが、何度かやっているうちに突然M2 SSDが選択肢に上がってきました。結局原因が何だったのかよくわかりませんでした。。。。
その後、今回新たに購入したBluetooth接続のキーボードをつなごうとしましたが、そもそもPC側のBluetoothがうまく機能していないようでうまくつながりません。これについてはセッティングの初期で行なったBIOSとドライバーの最新化後にリトライしたらうまくいきました。
また、私は2台のディスプレイを保有しており、ノートPC利用時はノートの画面があるので+1台のディスプレイで利用することが多かったのですが、(当たり前といえば当たり前ですが)デスクトップPCはそれ自体ディスプレイがないので、2台のディスプレイとつなぎたいと思っていました。
ノートPCのように、HDMIとUSB-Cを利用して2台のディスプレイと接続すればよいと思っていましたが、USB-Cで接続しても何も映らず、、、、調べてみるとUSB-Cはディスプレイ接続に対応しているものとそうでないものがあるようですね。そこで、マザーボード側にもう一つ接続口としてあったDisplayPort(恥ずかしながらこの規格自体これまで知りませんでした)がディスプレイ側にあるか確認したところ、1台のディスプレイがそれに対応していたので接続コードを購入し、無事2台のディスプレイと(HDMI,DisplayPortにより)接続することができました。あらかじめ調べておくべきでした。
データ移行やアプリのセッティングは現在もだらだらと継続中ですが、いったんは無事新PC環境を構築することができました。
が、CPUやメモリなど各リソースの利用状況を確認すると地を這っています。。。組み立て自体が目標であったことにならないよう、当初の動機であった動画編集等に取り組まねばと改めて感じています。
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