ボディーへ穴をあけることが怖く、アクリルウィンドウの取り付けを後回しにしていました。が、先日マックスファン(MAXXFAN 7500K)取り付けのためにルーフへ穴をあけ、まあまあうまくいったことから、いよいよアクリルウィンドウの取り付けをすることとしました。
前回はリアドアへの穴あけまでを記載しました。
今回は窓周辺のコーキングを残してほぼ完了するまでを記載したいと思います。
これはアクリルウィンドウを養生テープで仮固定しているところです。
リアドアカット後の課題と対応策
リアドアのカットを終えた時点で次の点について課題感がありました。
1.あけた穴が少々大きすぎたこと
2.準備した木枠とドア鉄板の間に隙間が空いてしまうこと
これは穴をあける前に内側からあらかじめ作った木枠をあてがったものです。取り付け面は思った以上に湾曲しており、鉄板と木枠の間に隙間ができてしまいます。恐らく多くのビルダーはこのまま取り付けているのだと思いますし、このまま取り付けても問題はないと思うのですが、取付によって鉄板が内側へ押されることとなって多少ひずむこと、そして窓枠パッキンが鉄板に密着する力が多少落ちることで防水上問題が発生する懸念があることから、可能であれば何とかしたいと思っています。
一つ目の課題「あけた穴が少々大きすぎたこと」については、次の二つの対応を取りました。
1-1.
アクリルウィンドウを穴の下端ではなく、上端にくっつけるように(上側に寄せて)取り付けることで防水の問題が発生しないようにする。内側に取り付ける木枠を上に寄せて調整予定。
1-2.
購入したアクリルウィンドウについていたゴムパッキンをはがし、ブチルテープを貼り付けて防水を図る
二つ目の課題「準備した木枠とドア鉄板の間に隙間が空いてしまうこと」については次の対応を取りました。
2-1
薄いべニア板を複数枚張り付けて積層構造とし、リアドアの湾曲に合わせた木枠をつくる。湾曲度合いは運転席後ろの取り外したフレーム(?)を活用して調整。
課題解決策を含め、順に記載したいと思います。
湾曲させた木枠縦材の作成
最初に木枠に利用する縦の湾曲させた木材を作ります。
これについてはどのようにしてボディーの湾曲に合わせるか考えました。ある海外のYoutubeでは直径(半径だったかもしれません)5mの弧を描き、ルーターで削っているようなものもありましたが、私にはとてもうまく削れそうもありません。
そこで、ベニヤなどの薄い板であればボディーの湾曲程度に曲げることはできそうで、張り合わせれば湾曲度合いを固定できると考えました。
湾曲度合いをどう調整するかについて、最初は取り付け予定のアクリルウィンドウを使うことを考えました。うまく固定できるかな?などと車庫で考えているとき、ふと取り外した運転席後ろのフレームが目に入りました。
ここにはすでに購入済みのアクリルウィンドウ(幅490)をつける予定ですが、矢印のフレーム(と呼んでよいのでしょうか?)が邪魔になるので、取り外しました。それが車庫の隅に置いてあったのです。
これをリアドアのアクリルウィンドウ取り付け箇所近辺にあてがってみると、、、ほぼぴったりの湾曲度合いです。 これを使って湾曲度合いを調整することにします。
作成したい木枠の厚みは約20mmなので、4mmのベニヤ板を5枚重ねることにしました。 積層する際に恐らくずれなく張り合わせることは困難であるため、あとで削って調整することを考え、幅は少し余裕を持たせて30mm程度としました。テーブルソーなどという高級なものは持ち合わせていないので、丸鋸ガイドを使って切っていきます(それほど精度も求めないので)。
一つの窓用で左右合わせて10枚。今回はリアドアとダイネットの2つの窓用として寸法を合わせ、20枚を切り出しました。
つづいて取り外したフレームを利用して湾曲させながらベニヤ板を重ねて接着しますが、その前にフレームについているスポンジ状の接着剤(?)をへらを使って取り除きます。
木工用ボンドでベニヤ板を張り合わせます。一気に5枚張り合わせるのではなく、まずは3枚づつ左右2セットを張り合わせました(この写真は3枚1セットをフレームに仮固定しています)。
3枚×2セットをクランプを利用してフレームに固定しました。これで一晩置いておきます。
取り外して1セットをひっくり返して合わせてみました。湾曲していることがわかります。
2セットともに、3枚の両側から1枚づつ張り付けて5枚とし、クランプで固定します。
裏返してみると、フレームを使って湾曲させていることがよくわかります。これでまた一晩置いておきました。
取り外して、片方をひっくり返した写真です。わかりやすいように定規を横に置きました。ちゃんと?湾曲させることができました。 貼り合わせ部分ががたがたになっていたのでざっとかんなで整えました。
リアドアの取り付け予定の場所にあてがってみます。リアドアの湾曲度合いとぴったり!に湾曲した木枠を作ることができました。 ※指で支えているだけで押し付けているわけではありません。。。
思った以上に湾曲度合いがフィットして感動しました。
木枠のリアドアへの接着
つづいて作成した木枠(木材同士を接合しなかったので枠と呼んでよいのかわかりませんが。。。)をリアドア内側に接着します。
ボディーへ木材を張り付ける初めてのケースです。なので接着剤選びから始めました。
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| ネットより拝借 |
本当ならこちらのSikaflex522を使いたいと思っていました。for motorhomes and caravansと記載があるように、キャンピングカー用のシーラントです。海外のYoutubeにはこれを利用している動画がたくさん掲載されています。ところが、国内では入手困難そうです。個人輸入もできなくはなさそうですが、やはりけっこう割高です。Amazonジャパンではほかの番号のものは販売しているようですが、適しているのかどうかわかりません。メールでシーカ・ジャパンに問い合わせるも返答なし。
仕方なく、他の方も利用していたコニシボンドMPX-1を使うことにしました。 ・硬化後も弾力性を維持していること
・木材と金属など異なる材料の接着に適していること
・価格も適当で入手しやすいこと
などがその理由です。
弾力性を維持するために1mm以上の厚みで塗ることが推奨されており、今後床の根太など多くのものを張り付ける予定なのでそれなりの量を使うと考えたこと、また、ホルムズ海峡の影響も考え、多少割安な10本まとめ買いを選択。9,000円弱で購入しました。
木枠を張り付けた後に窓が入らないと困るので、窓を借固定したうえで木枠をリアドアに張り付けることにしました。
養生テープで窓を仮固定します。上側に寄せて仮固定したかったのですが下にずれてしまってなかなかうまくいきません。。。
木材側へ接着剤を塗ります。厚みは1mm以上とのことなので、少々多めに塗ります。へらで軽く伸ばして
窓枠の下側は、ボディーとの接着面積を稼ぐため1×4材としました。窓を上側に寄せて取り付けることから、重みは(鉄板ではなく)木枠の下側にかかるので、接着面積は多いほうが良いと考えました。
窓の左側にクランプで木枠を仮固定(これはまだ接着していません)し、木枠下側の木材が下にずれないよう養生テープで固定します。接着する木枠は接着剤の厚みを確保するためにクランプで固定することは避けました。 これで1日おきます。
そして翌日上側と左側の木枠をドアに接着しました。この際は再度窓をあてがって木枠が窓とぴったりになるように調整しました。
アクリルウィンドウの防水対応
もともとこのアクリルウィンドウにはゴムパッキンがついていました。 (写真がわかりづらくて申し訳ありません)
当初はこれを活かす前提で、防水性能を(多少?)高めるためにゴムパッキンの外側にブチルテープを貼り付けました。
拡大するとこんな感じです。ブチルテープは2枚重ねとしました。また、シールの紙が貼ったままなので分かりにくいですが、幅は白く見える幅程度としました。
が、窓をセットしてみると左下に白くブチルテープのシールが見えてしまっています。ということは、ゴムパッキンは鉄板に当たらず内側に見えてしまっていることになるため、防水には役に立たず、外側のブチルテープのみに頼ることになります。
これでは防水に不安を残すので、付属のゴムパッキンははがし、より幅の広いブチルテープを貼り付けて防水対策とすることにしました。
今回380×280のアクリルウィンドウは二つ購入したので、もう一方のアクリルウィンドウのゴムパッキンをはがしてブチルテープを張ることにしました(がこれが失敗でした)。
もともとついていたゴムパッキンは両面テープで張り付けてあるだけだったので簡単にはがすことができました。
寸法は、もともとゴムパッキンがついていた部分は6~8mmくらい、全体は15mmです。
ちょっとわかりにくいのでイラスト(断面図)をかいてみました。上の写真の向きでの断面です。赤線のようにブチルテープを貼ることを考えました。ブチルテープの厚みは1mmです。 まずはもともとゴムパッキンが貼ってあったところにブチルテープを貼っていきます
R部分はそのまま貼りましたが、問題になるほどのしわは寄りませんでした。
カッターで両側から均して継ぎ目から漏水しないよう対策しました。 ※Youtubeで見た動画でこのように対策していたので真似てみました。
もともとゴムパッキンが貼ってあった場所に2枚張った後は、15mm幅のテープを張っていきます(私は50mm幅のブチルテープを購入したのですべて幅はカッターで切って調整しました)。
さすがに15mm幅となるとR部分は切れ目を入れないとしわがひどくなると考え、このようにあらかじめ切れ目を入れました。
この幅広のブチルテープも継ぎ目部分はすべてカッターで均しました。
少々順番は異なりますが、これは取り付け直前にシールをはがしたところです。このような感じでブチルテープを貼り付けました。
R部分はこんな感じです。防水上問題になるほどのしわや重なりは無いのではないかと思います。
アクリルウィンドウの取り付け
取り付ける前に、木枠が鉄板よりも少し出ている下側と右側について、念のため防水テープを貼りました。
準備が出来上がったのでいよいよアクリルウィンドウを取り付けます。 ブチルテープのシールをはがす前にあてがってみたところ、、、あれっ?
少しだけ窓のほうが大きく、入りません。少し力を入れれば入るかと思ったのですが、当たってしまって全く入りません。
試しに同サイズの窓を2つ購入したので他方の窓を入れてみると、何の問題もなく入りました。こちらの窓に合わせて木枠を接着したので当たり前ですね。。。 やはり、これが中華製の品質・精度なのでしょうか。現物合わせが必須であることを改めて痛感しました。
こちらのアクリルウィンドウはもともとのゴムパッキンを活かす前提での処置しかしていなかったので、ゴムパッキンをはがし、もう一つの窓と同様にブチルテープを貼り付けて準備を完了しました。 ブチルテープのシールをはがして目的の場所へセットします。
養生テープで仮固定し、当て木を挟んでクランプで固定しました。内側はこんな感じです。
付属されていた8つの留め金とねじで木枠へアクリルウィンドウを固定していきます。 が、木枠の厚みが少々不足していてしっかりと固定することができません。
今更ベニヤ板をもう1枚木枠に接着するのも面倒なので、留め具のところのみ小さなベニヤ板をかませることにしました。
留め具のところを拡大した写真です。うまく固定することができそうです。
暗くてわかりにくいですが少し上から撮った写真です。4mmのベニヤが6枚なので、24mmの木枠ということになりますが、これ以上薄いと固定は難しそうです。木枠は28mmでもよいかもしれません。
同様の要領でほかの箇所も留め金で固定していきます。
8か所すべて固定しました。何とかうまく取り付けることができました。
左右ともにリアドアと木枠とアクリルウィンドウの湾曲度合いがぴったり合っています。
アクリルウィンドウを上に寄せて取り付けたので、下側の窓と鉄板の重なりが薄くなってしまうことを少々心配しましたが、このような感じで納めることができました(これなら防水上も問題はなさそうです)。
この日は途中から雨が降ってきたため車庫の中で作業をしたことから写真が暗くなってしまいました。が、窓周辺に映り込んでいるものを見ると、ほぼリアドアをゆがめることなく取り付けることができたと思います(まだ保護フィルムは張ったままです)。
これで取り付け作業はほぼ終わりましたが、最後にアクリルウィンドウの周囲にコーキングを施したいと思っています。
これについては別途投稿したいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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