2025/02/24

DUCATO納車記(その2)L3H2を入庫可能な車庫・道路幅考察(我が家の事例)




EURO-TOYでの納車(DUCATO受け取り)を終え、順調に我が家まで戻ってきて車庫に入れようとしたのですが、思った以上に厳しく、すんなりと入りそうもないことに気づきました。


切り返しを行ないながら入れようとするも、歩行者や自転車、車が来るたびにやり直す羽目に。

途中車をブロック塀にこすってしまったこと、本当に入れることが出来るのかどうかがわからなかったことなどから、途中何度か中断し、近所の店舗の駐車場で少々休憩を入れるような体たらくでした。



最終的にはあまりに時間がかかっていたので近所の方が(見かねて)車の前後を見てくれたおかげもあり、やっと入れることが出来ました。。。。多分自宅へ到着してから最終的に車を入れるまで1時間以上を要したと思います。

我が家の入り口や前の道路の寸法はざっと次の通りです。

家の前の道路は4.1m、我が家の入り口は3.8m、角に0.4×0.9mの切り欠きがあります。片方は電柱があるので、入庫する際には赤矢印のように入庫することになります。逆に出庫する場合には左側へ出ていくことになります。


DUCATOを購入する前から入出庫が出来るかどうか少々不安でしたので、最初にToy-Factory湘南店へ伺った際にそのことを相談しました。

すると、DUCATOで我が家まで来て入庫できるかどうか確認してもよいとの申し出をしていただきました(Hさん、その節は本当にありがとうございました)。ただ、購入を希望していたL3H2(車長6m)の登録済みのDUCATOは(その時には)ないとのことで、L2H2(車長5.4m)になるとのことでした。その後我が家へ来ていただき、入庫してもらったところ事前に想像していた以上に楽に入庫でき、逆に余裕があるくらいに感じたので、購入は特に不安を持たずにL3H2に決めました。

納車日の夜、このことを本当に後悔しました。

入出庫に30分以上も要するようでは乗り続けることはできないと考え、納車数日後にEURO-TOYへ相談しました。相談の内容は次の通り。

案1 DUCATO L3H2を売却し、今後キャンピングカーに乗ること自体を諦める

案2 DUCATO L3H2を売却し、新たにL2H2を購入する(買い替えなので、多少はL3H2を高く買い取ってくれると想像しての相談でした)

同時に、買い取ってもらったW212の売却をなかったことにできるかについても併せて確認しましたが、こちらは既にオークションに出してしまったので困難との答えでした。。。

一般的に車は登録した時点で3割下がると言われているようで、その時点でざっくり150万円以上の損失になると伺いました。仮に案1を選択した場合には、我が家の車庫の入り口高さや長さを拡張した工事に200万円弱かかったので、350~400万円の損失になり、さらにすでに購入したMAXXFANをはじめとする部品や工具、動画編集を想定して組み上げたPCなどがすべて無駄になると考えると、私にとってはあまりに大きな損失でこのことを考えるたびに気持ちが悪くなってしまうほどでした。。。

しかし、よく考えてみると納車のときに1回運転しただけなので車両感覚(特に前部)は全くつかめていない状態であり、実際のところどの程度ぎりぎりなのか本当に入出庫に30分も要するほど厳しい状態なのかわからないと考え、またまたEURO-TOYへ連絡して車の傷の確認を兼ねて一度入出庫の様子を見てもらえないか相談しました。

ちょうどジャパンキャンピングカーショーの準備で忙しい時期だったようですが、それが落ち着いたあとであれば来ていただけるとのことになりました(その節は本当にありがとうございました)。

そして、納車から約3週間後に我が家へ来てくれました。そして右前と後ろを見ていただきながら何度かDUCATOを出し入れしたのですが、しっかりと前後をぎりぎり(といっても2~3cmまで詰める必要はなく10cm程度)まで使えば、結果としては1~2回程度切り返せば出し入れが出来そうだということがわかりました。特に前部については如何に感覚がつかめていなかったかを痛感しました。カメラやミラー、センサーなど前後をしっかり確認できるような工夫をすることが大前提ですが、何とか乗り続けられそうだと判断しました。
ここまでEURO-TOYのHさんには本当にいろいろと相談にのっていただき感謝しています。ありがとうございました。

しかし、このあとの家族の説得が大変でした。「これから歳を重ねていくにもかかわらずそんなぎりぎりの状態では乗り続けられるはずはない。売却すべき。」の一点張りです。

その後紆余曲折があり、最終的には普段使い用の軽自動車を買い足して普段はそちらの車を使うことにより入出庫の回数を減らす方向で進めることで何とか合意しました。

ちなみに、我が家のガレージの間口は2.6m。DUCATOの全幅は2,050mmですが、ミラー部分を通すとなると結構ギリギリです。


キャンピングカーは大きな車が多いので、自宅への入出庫には不安を感じておられる方が多いと思いますが、可能な限り同じ寸法の同じ車で入出庫ができることを事前に確認した方が良いと改めて感じました(私のような目に合わないために)。そして、我が家の車庫・道路寸法が一つの事例として参考になれば幸いです。



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2025/02/15

DUCATO納車記(その1) 納車初日にこすりました


すでに納車から1か月近くが経とうとしています。

あまりにもいろいろなことがあり、ブログを更新する時間もなく、またその気持ちにもなれなかったのですが、いろいろと整理がつきつつあり何とかDUCATOに乗り続けることができそうになったことから、納車から現在の顛末についてまとめておきたいと思います。


納車日の朝。最後のお別れをしてEURO-TOYへ向かいます。結局9年弱、約2万7千km乗りました(年数と比較して距離は少ないですね。。)。



本当に多くの思い出をくれました。感謝の気持ちでいっぱいです。今こうして写真を見ながら文章を書いているだけで少々ナーヴァスになってしまいます。


約束の時間にEURO-TOYへ到着し、席へ案内いただくとこのような形で席が準備されていました。さすがの演出ですね。私は完成車のキャンピングカーではなく、ドンガラの車を買っただけなのにと、少々申し訳なさを感じてしまいます。
納車の記念にとのことで、このくま(名前はあるのでしょうか?)のぬいぐるみはプレゼントとしていただくことができました。


簡単な手続き後、いよいよ私のDUCATOとの初対面です。色はイメージ通りと思いましたが、早速このあと後悔することになることはこの時点では理解していませんでした。。。

車について簡単に説明をしていただいた後、旧新の車を並べて記念撮影です。今日この時しか1枚の写真に収めることはできませんので。


このとき車の後端がそろっていたか定かではありませんが、駐車ラインとの関係をみるとやはりDUCATOは大きいですね。


このあと帰路につきました。運転するのが初めてということもあり、EURO-TOYを出て少々細い道を通っている間は運転に気を使いましたが、その後は順調に我が家の近くまで帰りました。が、この後が大問題でした。

我が家の車庫に車を入れようとしましたが、車の大きさは想像以上で、切り返しをしている間にも車や人が来ると中断せざるを得ず、それを何度も繰り返している間にブロック塀にこすってしまいました。。。



このあたりの顛末は、次回記載したいと思います。



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