2024/08/12

二つの新紙幣にゆかりのある十和田市

青森県十和田市は新紙幣のデザインに採用された渋沢栄一と北里柴三郎の二人にゆかりがあるって知っていましたか?

これを記念して、現在十和田市役所に新紙幣発行のラッピングが施されているとのことで見に行ってきました。ついでに関係する場所もまわってきましたので、紹介したいと思います。

二人がどんな偉業を成し遂げたのかは皆さんよく知っていると思いますので、十和田市とのかかわりについて市報?にわかりやすく記載されていたものを転載したいと思います。

十和田市とのかかわり(Webより拝借しました)
  • 渋沢栄一
1890年、三本木原(現十和田市)開拓を進める三本木共立開墾会社の経営難を救い、「渋沢農場」を開設。農場訪問時の写真が「三本木原開拓澁澤農場文庫」に所蔵。
  • 北里柴三郎
1947年に北里研究所が、破傷風免疫血清の製造のための馬体免疫部門として北里研究所三本木支所を三本木町の旧陸軍軍馬補充部跡地に開設。1966年に北里大学畜産学部(現在の獣医学部)設置。

市庁舎のラッピングを見てきました。
市庁舎の渡り廊下に施されていました。










二人の年表が紹介されており、十和田市と関係のある部分が赤字で表記されています。







二人の偉業の中にあっては十和田市との関係性は少々薄いような。。。(ごめんなさい)










以前犬の散歩で十和田の滞在先周辺を歩いた際、渋沢栄一に関係する石碑があったのを記憶していたので再度見に行きました。
年表でも紹介されていた澁澤農場跡の石碑です。
このあたりは農場のほんの一部で、太平洋沿岸近くまでかなり広範囲にわたっていたのですね。





石碑周辺を歩いていた際たまたま目にしました。こちらも年表に紹介されていた「三本木原開拓澁澤農場文庫」です。民家の敷地内?のようだったので道路から生垣越しに撮影させていただきました。。。




ところで、このすぐ横には稲生川という人工河川が流れており、この地区の開拓に大きく寄与したようです。何度か川沿いをランニングしながら写真を撮ったので紹介したいと思います。
稲生川はこの地区の開墾事業の一つとして?新渡戸一族や多くの方の協力で1859年に上水したとのこと。



国内9施設を含む5か国17施設のうちの一つとして2014年に世界かんがい施設遺産に指定されたそうです。上水から150年以上経過した現在も利用されているかんがい施設であることが評価されたそうな。この看板は大学通りに設置されており、この辺りは稲生川上水後初めて田植えが行われた場所ということでそれにちなみ初田と呼ばれていたそうです。
こちらも以前ランニングしながら目にし、このような歴史があったのだと感心しました。

満々と水をたたえた稲生川。時期にもよるのだと思いますが、この写真を撮った8月は沢山の水を流していました。
主なスポットが紹介されています。奥入瀬渓谷から少し下流の奥入瀬川より取水しており、毎秒6㎥(お風呂約30杯分)の取水量があるとのこと。すごいですね。


川沿いには約3.6kmにわたって遊歩道が整備されています。
花なども植えてあり、きれいに整備されていますね。
このような彫刻?がいくつも設置されています。












地域の方々の地元愛を感じます。。。



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