(その2より)
そして翌日。
朝一でタイヤ屋さんへ電話し、前日の顛末を説明。まずはパンクしたタイヤを確認していただけるとのことだったので直ぐに出向いた。
タイヤ内側はこんな感じ。完全に貫通はしていないものの、膨らんでいるのがわかる。
頭部分は光っているので、刺さった後しばらく路面を走ったことがわかるとのこと。また、頭以外は黒いことから古いものであること、また、釘の頭の反対側を見ると折れているらしきことが分かった。
いたずらの可能性もあると少々不安に感じていたが、折れたくぎであることからいたずらの可能性は低く、単に落ちている古い折れたくぎを踏んでしまったのだろうとわかって少々安心した。
まずはタイヤ内側を研磨?(接着剤の付きをよくするために面を荒らしている模様)し、
お代を確認すると、「タイヤを購入してもらっているのでタダで良い」とのこと。昨日のトヨタレンタカーの方もそうでしたが、こちらのタイヤ屋さんの親切な対応も、感謝してもしきれない思いでした。
右前輪のパンク修理は終わりましたが、右後輪のタイヤ交換はまだ終わっておらずこの日に届く予定なので、届いたら連絡をいただくこととし、いったん十和田の滞在先へ帰宅。
その後、昼前に交換用のタイヤが届いたと電話を頂いたので再びタイヤ屋さんへ出向く。
これがタイヤ表面の写真。側面がぷっくりと膨らんでいる。これはピンチカットというようで、タイヤ側面のカーカスコードというものが切れていてこのままの状態での走行は非常に危険とのこと。
この後ホイールへ新しいタイヤを組み付け、空気を入れてバランスをとってタイヤ交換作業は完了。
右前輪、右後輪ともに対応が完了したので、タイヤ空気圧警告システムをリセットする(このようなシステムが装備されている事すら知らなかった。空気圧を計測しているのではなく、4輪の回転数の差を検知するとのこと)。ネットで調べると車の説明書にもやり方の記載があるとのこと。説明書は携帯していなかったので、ネットで説明書を見ながらリセット操作をした。
ハンドル左側のボタンのうち、右矢印または左矢印を押下してメンテナンスを選択
→下矢印を押して「タイヤ空気圧」を選択
→「タイヤ空気圧 正常ですか?」と出るので「はい」を選択
→「タイヤ空気圧警告システム 再始動しました」と表示
これで完了です。
これで2本のタイヤトラブルの対応は全て無事完了し、翌日は安心して大間方面の観光を楽しむことができました。予定通りお盆休み前には東京へ戻ることができそうです。
今回「タイヤガーデン102坂本タイヤセンター」さんには本当にお世話になりました。
- 他店ではお盆休み前の入荷自体が困難と断られる状況の中、また、夕方の依頼であったにもかかわらず依頼した翌々日昼には交換まで完了していただいたこと
- おまけにパンク修理までしていただいたこと
- タイヤの損傷度合いからリスクを教えてくれ、それに備えてスペアタイヤ空気圧調整やジャッキポイントなど交換にあたっての注意点をいろいろと教えてくれたこと(これが前輪パンクの適切な対応につながった)
- レンタカーの在庫状況まで問い合わせて確認してくれたこと
など、たくさん助けていただきました。
タイヤ交換が終わった後もいろいろと世間話をさせていただき、地元の方と交流したいと思ってもなかなか知り合う機会を持てない中で色々な話をすることが出来てとても楽しく感じました。(当日の夕食は教えていただいた十和田市内の馬肉店で馬刺し用の肉を購入し、おいしくいただきました。。。)
またこのほかにも、最初に右後輪の膨れに気づいて異常を教えてくれたガソリンスタンド(ENEOS十和田バイパス店)の店員さん、右前輪のパンクに伴う対応に、業務範囲外にもかかわらず手を真っ黒にしながら手伝ってくれたトヨタレンタカー七戸十和田駅北口店の店員さんなど、多くの十和田の親切な方々のおかげで、予期せぬタイヤトラブルに無事何とか対応することが出来ました。
この場を借りて重ねて感謝申し上げます。
後で振り返り
- 右後輪はいつからこのようなサイドウォールが膨れた状態になっていたのか?東京ですでにこの状態だったのか?
- 右前輪のくぎはいつ刺さったのか?走行中にタイヤがつぶれて交換しにくい場所でジャッキアップすることになったらどうなっていたのか
- 東京より十和田への移動前日、自宅近くのガソリンスタンドへ行く際のエンジン始動時にタイヤ空気圧のワーニングが出るとともに、空気圧調整時には左右どちらかの前輪のみ空気の補充が必要な状態だった。これを踏まえると、右前輪の釘は東京の自宅を出る前にすでに刺さっていたのか。。。。
- まさかと思うが、DUCATO購入に向けて実施した自宅の車庫拡張工事で出た釘の破片を踏んでしまったのか、、、そうだとすると自業自得ということになる。
- もし東京ですでに釘を踏んでいれば、また、サイドウォールの膨れが発生していれば、700kmもの移動でよくバーストせずに済んだ。。。途中の120km/h区間ではそれを少々上回る速度で走行しており、その速度で(特に前輪が)バーストしていたらどうなっていたのか。
- 十和田のガソリンスタンドで店員さんに見てもらわず自分でチェックし、そこで気がつくことができなければどうなっていたのか?
などと考えると空恐ろしくなるとともに、タイヤ空気圧のワーニングが出た際には空気の補充だけではなく、そうなった原因を突き止めてその対処をすることが重要(とはいえ、4本のどこに異常があるのか教えてくれないと、原因追及と対処は難しいか)と痛感した。
皆さんもタイヤの状態にはご注意を!
※弘前や大間周辺観光の様子、馬刺しの感想などは別途記載したいと思います。
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